「考える時間はあったのに、結局決められなかった」
みなさんはそんな経験ありますか?
今回私が読んだのは、ながら起業のタクミさんのシリーズ三作目です。
本書では、後悔しない決断の“型”を教わることができます。
一作目の『根性論は捨てろ』を読んだ私は、「やる気がある日に頑張る」のではなく、できるだけ仕組みで動くようになりました。
ただ、時間を作れても。アイデアが出ても。最後に「これをやる」と決められなければ、前には進めなかったのです。
たくさんの情報に迷って後悔している方。
選択肢ばかり増えて、結局何も決められなくなっている方。
副業で「何をやるか」がブレて悩んでいる方。
そんな方には、一度手に取ってみてほしい一冊です。
「決められない」のは、優柔不断だからではない
本書を読んで、一番ホッとしたのはここでした。
決断は、生まれ持ったセンスや直感だけでするものではなくて、考える順番があるのだということです。
私はこれまで、「ボヤ~っと、なんとなく決める」というのを繰り返してきました。
どうやって選択肢を比べるのか?
私はいままで、その時の気分で
「こっちの方が楽しそう」
「今日はこっちをやりたい」
「これはなんとなく乗り気じゃない」
と判断していたのです。
そりゃ、決まりません。
本書では、選択肢を整理し、比較し、失敗した場合まで考えたうえで、実際の行動につなげていく考え方が紹介されています。
「なんとなくこっち」ではなく、一定の基準に沿って決めていく。
それだと、決断するときの疲れ方もずいぶん変わりそうだと感じました。
「好きだから」で選んできた副業を、初めて疑った
そして、この本を読んだあと。
私はずっと頭の片隅にあった、ある選択肢を思い出しました。
それが、”イラストの描き方を教材にして販売すること”です。
実はこれ、今までにも何度か思い浮かべたことがありました。
コンサルでもご指摘を受けたことがあります。
でも、そのたびにクックックと笑いながら選択肢から外していました。
理由は、とても単純です。
「そこまで乗り気じゃないから」
です。
私は絵を描くのが好きです。
自分の絵を描いて作品を作る。
こちらには自然と気持ちが向きます。
一方で、「描き方を整理して、人に教えるための教材を作る」と考えると、作品制作ほどワクワクするわけではありません。
人に教えるって難しいですし。
なので「やらなーい」と流してきたのです。
「好きなこと」と「収入につながること」は、同じとは限らない
当たり前と言われそうですが、私にとってかなり大きな気づきでした。
これまで私は、
好きなこと
↓
続けられる
↓
いつか収入につながる
という流れを、当然のように考えていたのだと思います。
もちろん、好きだからこそ続けられることはあります。
それ自体を否定するつもりはありません。
でも、副業を「収入」という目的から考えるなら、ほかにも見るべき条件があるはずです。
自分が好きかどうかだけではなく、
「必要としてくれる人はいるのか」
「商品として形にしやすいのか」
「今までの経験を活かせるのか」
など、いくつかの条件を並べて考えた方がいい。
本書では、こうした選択肢を感覚だけで選ぶのではなく、複数の条件から比較して判断していく方法が紹介されています。
詳しい基準や計算方法については本書を読んでいただきたいのですが、私にとって重要だったのは、
「乗り気じゃない」というだけで、可能性のある選択肢を消していた!と気づけたことでした。
シリーズ三冊を読むと、「動く」までがつながる
『直感論は捨てろ』は、この一冊だけでも読める内容になっています。
ただ、私は一作目の『根性論は捨てろ』を読んでいたからこそ、今回の内容がさらに腑に落ちました。
一作目では、やる気や根性に頼らず動くための「仕組み」。
二作目の『才能論は捨てろ』では、センスだけに頼らずアイデアを出すための「型」。
そして三作目の本書では、出てきた選択肢の中から、どう決めて動くのか。
時間を作る。
アイデアを出す。
決める。
三冊を通して読むと、この流れがひとつにつながっていくのだと思います。
明日から迷わない人間になるわけではない
たぶん、これからも「どっちにしよう」と悩む日はあります。
そのときに「なんとなく好きだから」「今日はこっちの気分だから」だけで決めるのではなく、
いったん決め方の型に戻って考えてみよう!と思えるようになりました。
【付録:ワークシート】【特典:統合AI参謀GPT】ほか
最後に付録として各章のワークに対応した記入式ワークシートがあり、書いていくことで「型」の威力を感じられます。
特典として、迷っていることを入力するだけで4つの思考型を自動で使い分けて整理してくれる専用GPT「AI参謀」が付いてきます。
直感で悩む代わりに、参謀に相談すればすぐに整理された答えが返ってきます。
あと、動画で学べる講座へのリンクもありますので、より深く学びたい方はぜひ!
【AI×意思決定術】直感論は捨てろ。40代が「迷い」を「戦略」に換えるエンジニア式戦略術 エンジニア式シリーズ (ながら起業ブックス)
私もこれからは、「好きか嫌いか」だけで可能性を閉じずに、本書の基準にも照らし合わせて選択肢を見ていこうと思います。
迷わない人になるのではなく。
迷っても、決められる人になるために。




